歌が一本調子でつまらない、
とのお悩みもよく聞きます。
そうするとみなさん、すぐビブラートとかこぶしとか、テクニックばかり追求しょうとしますが、
その前に、
これだけでも歌に表情がつくものがあるんです。
それは、「強弱」です。
声を大きく出す、小さく出す。
え?そんなこと?やってるし、
と思われるかもしれませんが、
歌うとなると力が入ってしまったりして、
あまり表現できてないことがよくあります。
以前に歌詞の大切さをお話しましたが、
一度歌詞をA4くらいの紙に書き出してみましょう。
Aメロ、Bメロ、サビはどのくらいの大きさで歌うかをざっくり決めて、
曲によって様々ですが、
歌詞の中で強調したいところ、
例えば、メロディが盛り上がっているサビの辺りは声を大きく出して伸びやかに。
逆に物語の始まりや、Aメロの歌い出しは小さめにていねいに。
曲を聴きながら大きくする所、小さくする所を書きこみましょう。
更に、
段々大きくする、クレシェンド
段々小さくする、デクレジェンド
そのフレーズ、一音だけ強くする、
アクセント、
曲中で一旦伴奏が小さくなる所があれば、
どのくらいの声の大きさで歌うのが
ベストか、決めましょう
自分の言葉でいいので、
「伸びやか」、「ていねいに」、「切るように」「繋げて」
等もプラスすると更に表現が増します。
書き込んだ歌詞をみながら
自分で書いたアドバイスを元に歌ってみましょう。
これだけでもかなり歌にメリハリがつくと思います。
✨更にワンポイントアドバイス✨
強弱に加えて、切ない部分やセクシーな部分の表現として、声に息、ブレスを混ぜてみて下さい。ひそひそ話のよう
なイメージです。
ブレス使いが上手くできると
更に表現力が増します!
これだけがきっちり表現できるだけでも、歌がガラリと変わるはずです!
お試しあれ(*’▽’*)
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