発声練習をする時に、マイクを使わな
いで練習する事は大切です。
マイクを使わずに声量をアップしたり、
響きを増幅させる練習はデイリートレーニングとして繰り返しやりましょう
しかしながら、逆に、
もっともっとマイクで歌う練習もやるべきです!
オペラやクラシックは例外として、
おおよそのポピュラーミュージックではボーカルはマイクを使って歌います。
マイク使いもボーカルテクニックの1つなんですよ!
まず持ち方ですが、
マイクの頂点に真っ直ぐ声が当たるように指2本分くらい空けて持ちましょう。
丸い部分を覆って持ったり、スピーカーに向けるとハウリングしやすいのでご注意下さい。
生徒さんから時々、カラオケに行くと喉が痛くなるというお悩みを聞きますが、
マイクの使い方ができてなくて、発声の邪魔をする事もあるんです。
マイクを使う=声がスピーカーから聴こえる。
この状況に慣れてないことが原因です。
自分の声がスピーカーから大きく聴こえてしまい、
小さい声で歌ってしまう、抑えて歌おうとして喉を痛める
ということがあります。
逆に伴奏が大きく聴こえて、合わせて怒鳴るように大声で歌って喉を痛める
こともあります。
このケースはバンドで歌う方にも非常に多いですね。
カラオケ屋さんの狭いスペースならまず、
うるさすぎない音量の伴奏を流してマイクなしでいつも通りの声量で歌ってみましょう。
次に同じ声量でマイクを通してみて、マイク音量や伴奏の音量を調節します。
あなたの声量はマイクなしの時と同じ、
「いつも通りの大きさで歌うこと!」
です。
これはバンドで歌う場合もそうです。
以下のポイントを押さえましょう。
①ミキサーでマイク音量を調節し、
それでも聴こえない時はバンドの演奏音量を下げてもらって下さい。
②エコーやリバーブは好みもありますが、若干控えめ設定がいいと思います。
声がクリアになると思ってる方も多いですが、上げすぎると逆にこもって聴こえます。
③サビやロングトーンで声を張り上げる時は少しマイクを離し気味にしたほうが声がクリアに抜けます。
④静かに語るように歌う時はマイクをぐっと近付けて響きを増幅させます。
⑤サ行やタ行の言葉のアタックや、息が当たる音も強すぎないようコントロールが必要です。
スタジオなどでマイクを使って自分の声がどう聴こえるのかこだわって研究することも大事なことです。
更にマイクの種類も色々あることを知って試してみましょう。
カラオケ屋さんのマイク以外で、スタジオやライブハウスでは
SHURE SM58、いわゆる「ゴッパチ」と呼ばれるマイクが使用されています。
多くのスタジオでは各メーカーのマイクを試せますのでぜひトライしてみて下さい。
バンド活動する方は、マイマイクを持つのもいいと思います^_^
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